話を聞いてほしい!
自分の話に注目してほしい!
このような時に話の構成を一生懸命、考えたりしてませんか?
とにかく感情を込めて、思いを込めて一生懸命話をしていませんか?
残念ながら相手が集中をしていない時は、どんなに一生懸命話しても聞いてもらうのは難しいものです。
でも集中してもらう為の方法があります。
その集中力を釣る方法を書いていきます。
よくプレゼンテーションなどでも使われる方法です。
質問です。人はかなり高い確率で興味を持つ話題が存在します。
あなたはどのような話題であれば興味を持ちますか?
それは「自分に関する話題です」
前回の記事にも書きましたが、知らぬ間に人は自分のことを大切にしています。
だから、話を聞いて欲しい人にはまずその人についての話題を振ってみてください。
そうすれば、次にあなたが話す話題について、集中して聞いてくれることが多いです。
これは、僕が何度も何度も使っているので事実です。
僕が人生で初めて行った、大阪の「グランドなんば花月」でも芸人さんはこのような方法を使っていました。
お客さんに対する芸人さんの第一声「はーい、この中で僕たちのことを知っている人~?」
「、、、どうしたのかな?みんな恥ずかしいのかな~?」
もう第一声で、殆どのお客さんがお笑いの世界に引きずり込まれていましたね。
それだけではありません。彼らはこう続けます。
「それじゃあ、私遠くから来たよ~っていう人」
要するにお客さんに関する情報を聞いたり、言ったりするのです。
遅れて入って来たお客さんには
「あ、お客さんどうぞ~、今ちょうど僕がボケようとしていたところです~」
と、咄嗟に遅れて入ってきたばかりのお客さんまで、お笑いの世界へ引き込みます。
もう流石プロでした。
このように、相手を巻き込んで話をすることで集中してもらうのです。
他にも「ディズニーランドのタートルトーク」もお客さんを参加させますよね。
逆に悪い例は、たまにある大学の授業です。
先生がひたすら語っていく形式の授業では、多くの生徒が気持ちよく寝ていました。
それに比べると生徒を指名しながら参加させる先生や、生徒に世間話を振る先生の授業で寝ている人は少なかったです。
このようなテクニックを、普段の会話で使うのです。
どのように使っていくのか。
難しくありません、相手にに関する質問をしたり、素直な良い印象を言うだけです。
ちょっと下の例を比べてみてください。
A君はB君に相談があり、久々にご飯を一緒に食べに行きました。
例1
B君がA君に遅れて席に座ります。
B「久しぶり!遅れてごめん!」
A君「全然いいよ!とりあえず注文しておいたよ。で、最近さ彼女があんまり相手をしてくれないんだよね。それについての相談なんだけどさ、、、」
例2
B君がA君に遅れて席に座ります。
B「久しぶり!遅れてごめん!」
A君「全然いいよ!B君なんか筋肉ついた?筋トレでもしてるの?」
B君「2ヶ月くらい前から始めたんだよね」
A君「やっぱり!モテそうだなあ。俺なんて彼女にすら相手にされないよ。筋トレしたらまた興味持ってくれるかなあ」
B君「いやっ、そうは思わないよ」
以上の2つの例でどちらが聞いてくれそうですか?
ちょっと大げさに書いてしまいましたが、とにかく相手の何かを話題にすることを覚えて下さい。
例1で僕がB君だったら、できるだけ早く帰りたいです。
だから、例2のように服でも、雰囲気でも、容姿でも構いませんので簡単にさり気なく褒めればよいです。
ワザとっぽくなってしまったら、半分お世辞であると冗談ぽく言えば大丈夫です。
このように、相手についての情報をエサに集中力を釣ってください。
言い方は悪いですが、実際はwin-winです。
LINEなどのSNSでも同じような事ができるので、
どうしても返事が欲しい人はぜひ参考にしてみてくださいね。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。