この話をすると落ち込む人が結構います。
最後まで読んでも自分を責めないでください。そして落ち込まないでくださいね。
最後まで読んでもらう為に書いているのではなくて、本当に落ち込んで欲しくないです。
それでは、読む前にあなた自身をひと言で表現してください。
何か思いつきましたか?要素が多すぎてひと言では難しいですよね。
僕がそのような質問をされたら、自分の名前(SERU)を答えます。
僕の名前には、僕の全ての経験が詰まっていて、これ以上にぴったりな言葉は見つからないからです。
名前=その人自身です。
上のように名前がその人自身のすべてを表現していることに、気づいていない人が多いです。
普通はこのようなことを考えないので当たり前です。仕方がありません。
でもこの大切さに気づいたら、人との接し方が変わります。
筆者が実際にそうでした。気づいてからは予定帳に出会った人の名前を書くようになりました。
社会人になった時、僕は自己紹介の度に相手の名前をメモしておりました。
もちろんバレないように話し終わった後でしたけど。
一体それで何が変わるのか。何も変わらないのではないか。
大きく書いておきます。変わります
僕自身、入社したばかりの会社で苦労せずに人間関係を築きました。
また、大学の頃に出会ったイギリス人の先生もよい例です。
彼は一瞬しか会っていない人の名を覚えてしまう能力の持ち主でした。
そのせいか、モテモテの人気な先生でした。
筆者はその能力に感動して、なぜ覚えているのかを聞きました。
彼が言うには「名前はその人自身の宝物だから、大事にしてあげるのは当然だ」と幼い頃から教わっていたそうです。
次の日に、僕の名前を彼が覚えているのか確認したところ、忘れていました。
後々気づいたのですが、女子生徒の名前限定でした。ある意味、紳士ですね。
悔しいですが、この紳士の方が言っていることは本当です。実際に人気でしたからね。
他にも人が自分の名前に愛着があるという証明はたくさんあります。
日本の大手企業の名称を思い出してみてください。
スズキ株式会社の創立者は鈴木さんですよね。
トヨタ自動車の創立者は豊田さんですよね。
株式会社ブリヂストンの創立者は誰だと思いますか?はい。石橋さんです。
このように、会社の名称を自分の名前にする人は非常に多いです。
コカ・コーラが一時期名前入りのコーラを販売していました。
自分の名前を探す人がSNSで多くいました。つまり、多くの人々がコカ・コーラの宣伝を自発的にしていたわけです。
この販売戦略も名前の重要性を熟知した、コカ・コーラ広報部の見事な戦略であると思いました。
なぜ人は、会社に自分の名前を付けたり、自分の名前入りのものを買ってしまうのでしょうか。
それは、人が名前に愛着があり、大事にしているからです。
では、なぜ名前を大事にしているのか。
人は、自分を中心に考えることが多いです。
「私はそうではない」と思う方がいるかもしれません。なので証明します。
あなたの卒業式の集合写真を見るとき、最初に誰を探しますか?
自分ですよね。
あなたが友達と一緒にプリクラを撮った時や昔の写真を見返す時に、誰を1番最初に探しますか?
自分ですよね。写真だけではありません。ビデオでも同じです。
自分が写っていればまずは自分を探してしまうのです。
それでは、あなたは写っていないけれど、大好きな人が写っている集合写真では、誰を1番に探しますか?
当然、大好きな人を探しますよね。
つまり、1番興味がある人、1番好きな人を探してしまうのです。
これから、写真を誰かと一緒に見る時に、その人の第一声に注目してみてください。
ほとんどの人が、自分が変だとか、自分が盛れてるだとか、自分の様子を喋ります。
僕が実際に調べた結果ではそのような統計でした。
しかし、もう一度言いますが、悪いことではありません。当然のことなのです。
だからこそ、その人自身を表している名前を忘れないようにしてあげてください。
相手の名前を大切にすることがその人自身を大切にするということなのですから。
以上、最後まで読んで頂きありがとうございました。