新学期になると新しい出会いが多くなりますよね。
そこで増えるのが自己紹介の機会です。
新学期の学校で行う自己紹介について書いていきます。
ただ自己紹介をするのではもったいないので、相手の印象に残る自己紹介をしたいですね。
これは学校で多くあるシチュエーションなので、今回は高校生の新学期をテーマにします。
1番最初の記事にも書きましたが基本は相手が求めている情報を提供することです。
いつもあなたは新学期の自己紹介で、何を考えながら話を聞いていますか?
恐らく自分の番が回っていない人は、どのように自己紹介をしようか悩んでいて殆ど聞いていませんよね。
ただし、言い終えている人たちは聞いています。自分の言った文章を反省していない限りは。
つまり、すごく興味があって聞いている人は全員ではありません。
自己紹介を聞いた上で、この子とは仲良くなれそうだなあ。この子と仲良くなりたいなあ。と後で、考えることが殆どかと思います。
その証拠に、自己紹介後に質問のある人を訪ねても手を挙げる子が少ない印象があります。
みんな興味がないから、どうしようもないのではないか。求めている情報がないから何も情報が提供できないのではないか。
いいえ。この状況だからこそ相手にインパクトを与えるチャンスです。
なぜなのか。
相手の考えていることが大体分かっているからです。
考えていることを言い当てられた時、人は大きく動揺してしまいます。
そして人間は、自然とその言い当てた人にフォーカスを当てます。
もう何を言えば印象に残る自己紹介ができるのか大体分かりましたか?
例を書いていきます。
『SERUです。恥ずかしいです。緊張もしています。
「自分の番で何を言おうかな」って考えている人たちは、遠慮せずに続けてください。僕も、、、そうでした。
もう自己紹介を終えた人は自分の文章を反省してますよね。僕も、、、今から仲間に入ります。よろしくお願いします。
あ、名前だけでも覚えてください。サッカーが大好きなSERUです。』(20秒程度)
つかみだけ書きました。
言い方の強弱を間違えると嫌な人になるので気を付けてくださいね。
そして練習してくださいね。
このように相手の考えていることを言い当てたり、相手に対する評価を言ったりする技術はお笑い芸人さんも使います。
人は自分に関する情報には、とても高い確率で反応するからです。
よく聞くこの文章「右から、べっぴんさん、べっぴんさん、一人とんで、べっぴんさん」
これも観客を漫才に集中させる立派なつかみです。
この私の例以外にも方法はあります。前の記事の名前を覚えてもらう方法も使いやすいです。
さらに、僕は自分の次に自己紹介をする人の紹介をしたことがあります。もはや他己紹介です。
突然やると次の人が困ってしまうので、事前に相談しておくとよいかと思います。
どんな方法でも恐ろしいのは、スベッた時ですよね。
その際には一切責任をとりませんのでご注意ください。自己責任です。
ただ、スベッたら認めるのが無難かと思います。
『スベッて新学期を迎えることになりそうです。優しい方は声をかけてください。』
などなど、これも聞いている人がみんな思っている「この人スベッた」を言い当てることになるので聞いてくれるでしょう。
ウケるかどうかは別として。
今回はここまでです。
新学期の自己紹介では、みんなの心境を紹介して、自分への興味を高めさせてみてはいかがでしょうか?
最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回は初めて会った人に、どのように自己紹介をするべきなのかを書いていきます。