自己紹介は人と出会ってすぐに訪れる関係を築く為のチャンスです。
さて、今日も印象に残る為の自己紹介を紹介していきます。
前回の記事に自己紹介に正解はないと書きました。
それは、シチュエーションによって相手が求めている情報が違うからです。
つまり、新入生の自己紹介と新入社員の自己紹介のオススメの方法は違います。
方法はいくつかありますが、今回は例を出しながら2つ紹介します。
どちらもあなたの名前を印象付ける方法になります。
その前に、なぜ名前が大事なのか。理由はいくつかありますが、簡単に説明します。
次のA君とB君のどちらが、たくや君と仲がよいと思いますか?
あなたはA君とB君の2人にたくや君の写真を見せて「この人誰か分かる?」聞きました。
A君の反応
「ああ知ってる。あのー、サッカーをやっていて、大根が好きだけど
お弁当に大根を入れるとすごく臭いから、持って来れないのが悩みの子だよね。
えっとー、よく話したよ。名前知らないけど」
B君の反応
「ああ知ってる。たくや君でしょ。」
これが名前の迫力です。
情報量が少なくても名前を知っているだけでも、その人の全てを知っているかのようです。
逆に名前を知らなければ、まるでその人を全く知らないような印象を与えます。
だからこそ、自己紹介で名前以外を強調しすぎても、関係を築くのは遠回りな気がします。
担任の先生に、卒業式の前の日に名前なんだっけ?って聞かれたらショックではないですか?
なぜショックなのですか?そうです。「私のことに興味がなくて何も知ってくれていないんだ。」
と自然と思ってしまうからでしょう。
若手のお笑い芸人の方々がよく言うセリフ「今日は名前だけでも覚えて頂いて」
これも上述のように名前の重要性が伝わってきますよね。
つまり、自己紹介で印象に残すべきなのは名前です。
その方法を2つ紹介します。
①自分の名前と何かを結びつける
②何回か名前を言う。
①から解説していきます。
分かりやすく筆者の名前で例を見ていきましょう。
『初めまして。SERUです。コミカルに鍛えるコミュ力ブログを運営しています』
この自己紹介のインパクトをあげます。
『初めまして。コミカルに鍛えるコミュ力ブログを運営しているSERUです。
ドラゴンボールでは敵役(セル)、EXCELでは主役(セル)のSERUと覚えてください。
因みに普段はわき役です。』
いかがでしょうか?面白くないかは置いておいてください。僕も真顔で書いているのですから。
歴史の年号を語呂合わせで覚えましたよね?
そのように、何かと名前を結びつけると相手に名前を覚えてもらいやすくなると思います。
とにかく、自分の名前と何かを紐づける練習は必ずしておいてください。
名前の由来でも結構ですが、シチュエーションに合わせていくつか考えておくと良いかと思います。
しかし、この方法が恥ずかしくてできない人もいます。
その場合には、②を使って下さい。
②も様々なパターンでアレンジできるので例を書きます。
『初めまして。コミカルに鍛えるコミュ力ブログを運営しているSERUです。
えーっと、SERUです。緊張して何を言うのか頭が真っ白になりました。
最初からやります。SERUです。SERUという名前だけでも覚えてください。』
4回言いました。普段みんながやりがちな、1回だけ名前を言うよりは印象に残りますよね?
このように、名前のインパクトを残す為の武器を準備しておいてください。
そうすれば、急に自己紹介をすることになっても困らなくなります。
ぜひ、自己紹介では自分の名前を覚えてもらう為に、①と②を参考にしてみてください。
ちゃっかり時間も稼げてしまいますよ。
今日も最後まで読んで頂きありがとうございました。
次回の記事では新学期の自己紹介について書いていきます。